アスベストの使用は2006年に全面的に禁止されたことから、現在ではアスベストを含む建物は建築されていません。しかし、過去に建築された建物にはアスベストが使用されていたため、建物の老朽化に伴って解体件数の増加が見込まれています。(建物の解体がピークとなるのは2028年前後との予想)
アスベストによる健康被害が生じやすい状況が今後も続くことを踏まえると、石綿取扱作業従事者の資格取得は必須となることが考えられます。
その重要資格の講習を・・・下記日程で開催します!!
日時 :令和6年3月19日(火) 10時~16時
場所 :長崎県建設総合会館8階(長崎市魚の町3-33)
受講料:長崎建設組合会員1名(3,000円)
非会員1名(8,000円)
★ご参加希望の方は受講者名簿を送付致しますので
組合までお問い合わせください。
~今回開催するのは以下の特別教育です~
Ⅰ 石綿取り扱い作業従事者
石綿取扱作業従事者とは、石綿取扱作業従事者特別教育を修了した人が得られる資格です。アスベストに関する職務にたずさわるためにはこの資格を有していることが必須となります。
アスベストに関する作業を行うために資格を必要とする理由は、アスベストが原因で健康被害が発生する可能性があるためです。
アスベストはごく小さな繊維状の物質ですが、肉眼では確認できないほど小さなものであるため、その場に飛散しているかどうかを判別することができません。
そのため、アスベストに関する作業中に飛散防止の対策を講じなければ、知らず知らずのうちにアスベストを吸い込む可能性があり、健康被害を発生させることにもなりかねないのです。
アスベストに関する作業において適切にアスベストを扱うためにも、石綿取扱作業従事者特別教育を受講しなければなりません。
次回のブログで石綿についてのその他資格・講習をご紹介しますね。